ホワイトニングNavi
監修 つかさ歯科クリニック(鳴尾・甲子園)
ホームホワイトニングは、医院での指導内容にしたがって、ご自宅で行うことができるホワイトニング方法です。歯科医院でご自身の歯列にあった専用のマウストレー(マウスピース)を製作して、そのマウストレーにホワイトニングジェル(薬剤)を注入して、毎日2時間までマウストレーを装着することで歯を漂白していきます。定期的に歯科医院へ通院することが難しい方や、ご自宅でホワイトニングをしたい方、オフィスホワイトニングの効果を長持ちさせたいとお考えの方におすすめのホワイトニング法です。
ホームホワイトニングでは、過酸化尿素が含まれる薬剤を用います。この薬剤は、即効性はありませんが、歯の内部に徐々に浸透して歯を漂白します。オフィスホワイトニングと比べると時間はかかりますが、色素の分解が細かくなるため、色戻りまでの期間が長くなるという特徴があります。
ホワイトニングで使用する薬剤の濃度により、歯の神経が刺激を受けて、痛みを感じたり沁みたりすることがあります。一般的にオフィスホワイトニングは濃度の高い薬剤を使用するために、知覚過敏が起こりやすいと言われています。ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングよりも濃度の低い薬剤を使用するので、知覚過敏は起こりにくいと考えられています。
オフィスホワイトニングは、歯科医院で施術を受けなければなりません。1回あたりの施術に1時間程度かかりますし、効果を実感するには施術を3回程度行う必要があります。しかし、ホームホワイトニングなら、歯科医院でマウスピースの作成とホワイトニング薬剤の処方を受ければ、ご自宅で自分のタイミングで実施できます。そのため仕事などが忙しくて歯科医院に通えないという方に有効です。
ホームホワイトニングは、継続使用することで効果を発揮します。1週間に数回といった使用方法では満足のいく効果を得にくいので、毎日の継続使用がお勧めです。2週間ほど経過すると変化に気づくはずです。さらに白くしたい際は、1ヶ月ほど使用することもあります。
ホームホワイトニングジェルは、1本の歯に対しておよそ米粒の半分の量が適量です。ジェルをたくさん填入したからといって、白さが変わるわけではありません。逆に、マウストレーから溢れると、歯肉まで流れて変色する原因になります。
ホワイトニング後は、歯が脱水状態になり着色物質を吸収しやすくなります。したがって、施術後24時間は、色の濃い飲食物や喫煙を避けてください。そうすることにより、白さがしっかりと定着します。
お口の状態がホワイトニングに適しているかを検査いたします。虫歯や歯周病の症状が見受けられる方、多量の歯石が付着している方等は、虫歯や歯周病等の治療を行ってからでないとホワイトニングができません。
現在の歯の色をチェックします。また、必要に応じてデジタルカメラを用いて、お口の写真を撮影します。
歯の表面に多量の歯石やプラーク、ステインがついている方等は、ホワイトニングの前に歯をクリーニングして歯石等を除去することが必要です。
口腔内が清潔な状態になったら、ホームホワイトニング用のマウストレーを製作する為の歯の型どりを実施します。後日、完成したマウストレーを試しに装着してフィット感を確認して頂きます。ご自宅で実施する施術の手順について歯科衛生士より説明いたします。
ホームホワイトニングを開始します。ホワイトニング薬剤をマウストレーに注入して装着します。1日に30分から2時間の間で装着します。マウストレーは透明な素材なので、装着してもあまり目立ちません。
およそ2週間経過した時点で、ご来院いただき最終チェックを行います。この際に、歯の白さを診査します。
ホームホワイトニングスタートセット 内容:ホームホワイトニング上下トレー、ホームジェル10日分、NBトゥースペースト、NBベリーホワイト | 29,000円(税込31,900円) |
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上記の料金は税込表示になります。なお、ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください。